ユースTM
清水エスパルス vs 藤枝東高校 at 藤枝東高校G
≪試合結果≫ ※45分×2本
清水エスパルス 3−1 藤枝東高校
(1本目:2-1、2本目:1-0)
≪得点者≫
●柴 原 誠(1本目20分、飛天楔を受けてドリブルで運び右隅。)
●藤枝東9番(1本目23分、左折り返しを決める。)
●酒井加里武(1本目39分、加里武が粘り祐也に当ててスルーパスに抜け出し左隅。)
●成田 恭輔(2本目05分、石毛左FKマイナス落としに走り込み左足。)
≪1本目≫
---------柏瀬---------
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----------誠----------
成田--------------祐也
------石毛-加里武-----
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飛天--藤嵜--犬飼--和磨
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--------久保田--------
≪2本目≫
---------柏瀬---------
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----------誠----------
成田--------------祐也
------石毛-加里武-----
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飛天--江井--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
◆選手交代
05分 OUT 誠 ⇒ IN 加賀美(CF)※4-4-2BOXへ
◆選手交代
≪09分以降≫
-----加賀美-成田------
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白石--------------直樹
------浅井-加里武-----
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飛天--溝口--江井--和磨
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---------瀧川---------
◆選手交代
25分 OUT 成田 ⇒ IN 柏瀬(CF)
33分 OUT 飛天 ⇒ IN 犬飼(CB)※江井LSBへ
37分 OUT 柏瀬 ⇒ IN 祐也(CF)
≪後記≫
Jユースグループリーグを突破し、決勝トーナメント一回戦に向けて組まれた藤枝東とのTM。
怪我人など徐々に復帰してきているとはいえ未だに多く、ガンバ戦で負傷退場した渉がやはり骨折ということで長期離脱が確定してしまった。
対する藤枝東は先日の選手権で明誠との藤枝ダービーに敗れベスト8。
村上舞人らJYOBも在籍する藤枝東との楽しみなTMだ。
試合は3‐1でエスパルスが勝利。
崇兆と田代が不在だが、基本的にはJユースの通り。
来週に向けての完全に仕上げの段階。
村上舞人は先発フル出場。望月隼人は不在の様子。白井悠太朗は試合前アップ中に足首を負傷し無念の欠場。
藤枝東は新チーム移行後、熾烈なスタメン争いの渦中にある。
そんなチームに舐めてかかったらどういうことになるのか。
相手は格上エスパルス相手に必死のアピールをするために通常以上のモチベーションで挑んできているのだ。
20分。飛天が斜めのパスを通して誠が受ける。
ターンからドリブルで運んで右足でコントロールシュートを右隅に流し込む。
23分。エスパルス右サイドぎりぎりから中への侵入を許しマイナスの折り返しを安間に決められて同点。
39分。加里武がペナ手前で粘って祐也に出し、祐也が溜めた時間に右側から加里武が追い越しスルーパスを受け、右足でファーサイド左隅に決めて2−1。1本目は2−1で終了。
スコア上は大きな問題はないように思えるが内容は最低レベル。
パスは繋げない、動けない、声は出ない、球際も強くいかない。
明らかに手を抜いているというか気持ちが欠けている試合。
藤枝東がガツガツ来ている部分を差し引いてもあまりにも酷い内容だった。
素晴らしいガンバ戦の直後なだけにその落差にガッカリ。
2本目。当初は2本目スタートからメンバーを入れ替える予定だったが、あまりにも酷い内容にゴッツと久保田以外はメンバーを代えることなくスタート。
5分。誠がペナ左で倒されて捻ったようで負傷退場。
これで得たFKを石毛がショートでマイナスに落とすとペナ外から走り込んだ成田が豪快に左足を振りぬき決める。
9分にメンバーを入れ替えてから輝きをみせたのは加賀美。
前を向いた時の脅威はシュートこそ少なかったが、そのシュートへの意識がパスを選択した時に活きた。
成田や暁が決定機を迎えたが決めきれなかったが、徐々にエスパルスらしいイキイキとしたプレーも出てきたが得点は奪えず。
2本目は1−0で終え、3−1で勝利。
1本目の迫力のない内容からすれば2本目はまずまずというところだろうが、やはり物足りなさは残る。
逆を言えば、これでアミーゴス戦に向けてしっかりと自分たちの甘さを痛感し、気を引き締めて戦うことができるということでもある。
つまりは残りの1週間、自分たち次第で次の試合に向けて良い準備をすることができるということだ。