ユースTM
清水エスパルス vs 山梨学院高校 at 清水総合運動場
≪試合結果≫ ※40分×2本
清水エスパルス 0−1 山梨学院高校
(1本目:0−1、2本目:0−0)
≪得点者≫
●山梨学院50番(1本目31分、右クロスをヘッドで左隅に決める)
≪1本目≫
---------柏瀬---------
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加賀美---祐也-----影山
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------飛天--進藤------
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江井--藤嵜--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
◆システム変更
≪1本目23分以降≫
------柏瀬--影山------
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加賀美------------祐也
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------飛天--進藤------
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江井--藤嵜--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
≪2本目≫
------柏瀬--影山------
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飛天--------------祐也
-------渉---浅井------
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江井--藤嵜--犬飼--和磨
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---------瀧川---------
◆選手交代
2本目21分 OUT 影山 ⇒ IN 加賀美(CF)
2本目21分 江井(CB) ⇒ 藤嵜(LSB)※ポジションチェンジ
2本目28分 OUT 飛天 ⇒ IN 白石(LSH)
2本目34分 OUT 祐也 ⇒ IN 凌多(RSH)
2本目34分 OUT 和磨 ⇒ IN 拓弥(RSB)
≪2本目34分以降≫
------柏瀬-加賀美-----
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白石--------------凌多
-------渉---浅井------
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藤嵜--江井--犬飼--拓弥
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---------瀧川---------
清水フェスティバルが東日本大震災の影響で中止になったものの、清水遠征を行っているチームが集って集中的にTMが組まれている。
この日は山梨学院高校との対戦。
昨日の八千代高校戦、あまり良くない出来だった様子だが、この日はどうか。
このところシステムを試合ごとに変更し、メンバーも合わせていろいろ試しているが、今日は先日の星稜戦で前半機能していた4−2−3−1のフォーメーションだ。
石毛が代表でメキシコへ、新1年生の多くが国体世代の県選抜海外遠征と多くのメンバーがいない中で残った上級生、1年生によるポジション争いの大事な時期。
1本目。一言で言うならば、糞ゲーム。
何がしたいのか、何をやっているのか、全くわからない。
ミスの連発、連携の不足、攻撃意識の欠如、リスクマネージメントの意識の低さ、対人プレーでの後手後手、フォローの意識の低さ。挙げ出せばキリがない。
おそらくシュートは0だったのではないか。
4−2−3−1の状態では間延びが酷く、中盤を飛ばして闇雲に蹴っている感じがして、中盤にいてもボールを引き出せないので実質4−2−4のようになってしまい非常にバランスが悪い上に、弾き返されたボールは中盤の人数が圧倒的に足りないためにセカンドボールを完全に拾われまくり、蹴っては跳ね返され、拾われ、攻撃を喰らうの繰り返し。
DF陣の要求と、FW陣の要求にズレがあり、チームは崩壊寸前も、山梨学院のシュート精度の低さに助けられ、失点はクロスからのヘッドの1失点に止まった。
2本目、伊東渉がユニホーム姿でピッチに現れる。
昨日の八千代とのB戦から実戦復帰したようで、昨年の11月23日から4か月。当初の予定よりもかなり早い復帰の超回復!
相手シュートがバー跳ね返り、詰められるも当たりそこなったところをタッキーが弾き最後は和磨がぎりぎりでクリア。追加点を奪われそうになる危ない場面だった。
直後のプレーで渉のスルーパスに抜け出した暁がシュートを放つもこれは惜しくも左ポストを叩く。
浅井が頑張っていた。
球際で非常に強く、粘り強い相手だっただけに浅井のようなタイプはどこまでやれるかと思っていたが、機転を効かせたプレーでよくボールを拾い散らせていた。
渉もAチーム復帰戦としては上々の出来。
まだまだこれからという段階ではあるが、この段階でも随所に彼らしいプレーを見せていた。
ゴッツはCBとLSBでプレー。
左サイドに出てからはボールを要求する声に視野広くボールを供給することが出来、大きくサイドを動かすことができるようになった。
あとは精度が整うと大きな武器になるような気がする。
そのゴッツからの左クロスを暁がスルーし飛天が受ける。
切り返して左足に持ち替えるもコースを切られ潰されてしまう。
加賀美も再出場したCFでのプレーはゴールに向かうプレーが増え、惜しいヘディングシュートもあった。
終了間際、暁の左クロスを凌多がボレーシュートを放つも、これも右ポストを叩きゴールならず。
試合はこの直後に終了し、0−1でエスパルスは敗れた。
2本目こそ盛り返したものの、非常に情けない試合をしてしまった。
悪い流れを早く払拭し強いエスパルスを築いてほしい。