高円宮杯U-18
サッカーリーグ2012
プレミアリーグ イースト
第7節
清水エスパルス vs 旭川実業高校 at J−STEP
≪試合結果≫ ※45分ハーフ
清水エスパルス 6−1 旭川実業高校
(前半:4−1、後半:2−0)
≪得点者≫
●山本真司(前半15分、右CK流れスローインからアーリークロスヘッドバー跳ね返りをボレー。)
●浅井凱都(前半22分、ペナ左側からドリブルで切れ込み角度のないところを決める。)
●加賀美翔(前半24分、航也右クロスDFクリアこぼれをダイレクトで押し込む。)
●加賀美翔(前半34分、ペナ内航也倒され得たPKを右隅に決める。)
●北川航也(前半38分、拓弥クリア岡田スルーパス、加賀美左折り返しを決める。)
●宮本航汰(後半25分、バイタルでのルーズボールを35mロングシュート。)
●藤嵜智貴(後半36分、ヒロ左CKを中央で左足ボレーシュート。)
≪先発≫
--------加賀美--------
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岡田--藤嵜--浅井--航也
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---------飛天---------
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拓弥--西村--準弥--江井
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---------八谷---------
サブ:高木和、陸、麗司、航汰、ヒロ、和磨、久保
◆選手交代
後半00分 OUT 江井 ⇒ IN 航汰(CH)※飛天LSB、拓弥RSBへ
後半14分 OUT 西村 ⇒ IN 麗司(CH)※藤嵜CB、航汰OHへ
後半21分 OUT 航也 ⇒ IN 和磨(RSH)
後半21分 OUT 岡田 ⇒ IN ヒロ(LSH)
後半33分 OUT 加賀美 ⇒ IN 久保(CF)
≪後半33分以降≫
---------久保---------
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ヒロ--浅井--航汰--和磨
----------------------
---------麗司---------
----------------------
飛天--藤嵜--準弥--拓弥
----------------------
---------八谷---------
約1カ月半の中断を挟み再開されたプレミアリーグ。
ここから旭川実業、静岡学園、青森山田と高校チームとの3連戦で再びクラセン・インハイ中断に入る。
部活シリーズ初戦の相手旭川実業。インターハイ北海道代表。
ここまで全敗の旭川実業だが、きっちりインターハイでは勝ち上がってきた。
どこまでチームが強化されているか未知数だが、簡単な試合などプレミアリーグには存在しない。
再開までの間クラセンと天皇杯を並行して戦い、クラセン敗退後AチームはJFAアカデミーとの撃ち合いのTMをこなし、天皇杯に参加したBチームは県本戦出場を決めた。
怪我から復帰した拓弥と岡田が天皇杯組から先発を勝ち取り、浅井も先発に名を連ねた。
航也もユース昇格後初のプレミア出場。
陸がプレミアで今年初のベンチに入った。
拓磨は代表で怪我をしてこの試合はベンチを外れ、石毛はTOPでの負傷の影響から会場にも姿を見せず。中断期間には石毛不在を十分に想定したトレーニングも重ねただろう。
キックオフと同時に良い流れで試合に入るも、決定機という状況までにはなかなか結びつけられず。
そんな中15分。右CKが流れ旭川実業の左サイドからのスローイン。
このボールに寄せきれず簡単にクロスをいれさせてしまうと中央でヘディングシュートのバー跳ね返りを山本にボレーで決められてしまい先制点を献上してしまう。
これでやっと火がついたエスパルス。
22分。細かいパスを繋いでエリアに侵入した浅井。
ダブルタッチでDFの間を交わしてゴール左、角度の薄いところからネットを揺らしゴール。
さらに24分には右サイド航也のクロスがDFに当たりコースが変わったところにうまく反応してボレーで叩き込みあっという間に逆転に成功。
34分には航也がペナ内で倒され得たPK。ベンチからの指示でキッカーに指名された加賀美がゴール右にきっちり蹴り込んでリードを2点差に広げる。
さらに38分には拓弥が縦にクリアボールを送ると、パーフェクトカウンターが発動。
岡田のスルーパスに左に流れて抜け出した加賀美が追いついてグラウンダーで折り返すと、中に絞って入ってきていた航也がダイレクトで押し込んで4−1と前半で3点差をつける。
後半開始時に江井に代えて航汰を投入。
拓弥を右サイドに入れて、飛天をLSBに入る。
航汰はアンカーに入る。
後半立ち上がりに加賀美が立て続けにゴールチャンスを得るも決めきれずにいると試合は停滞モードに。
麗司をアンカーに入れて、航汰を一列前へ。和磨、ヒロを両ワイドに投入して攻撃のテコ入れ。
そして25分。
航汰がバイタルでの相手の半端なクリアでルーズになったボールを35mロングドライブシュートを決めて会場をどよめかせる。
この1点で再び攻撃にウェイトを入れて36分にヒロの左CKを中央ゴッツが左ボレーを叩き込み6−1と試合を終わらせるゴール。
大量点で大きくマイナスだった得失点をやっとプラスに持ってこれた。
良い時間帯に得点を重ね、前半で事実上試合を決めていたことが良い面でも悪い面でも後半の出来に直結してしまった。
試合後に監督が言っていたがやはり前半やりたいことが後半できなくなった。後半の戦い方に不満が残る内容だったことは事実。
これが次戦に悪い影響を残さなければ良いが、中断明け最初の試合で大量点を稼げたことは良かった。
そして次は静岡学園とのアウェーゲーム。
会場が会場なだけに声を出して応援することができないのは残念だけど、絶対に負けてはいけない相手。
学園だけには負けられない。
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