「高円宮杯プレミアリーグ vs 鹿島アントラーズユース」
S−PULSE Youth
高円宮杯U-18
サッカーリーグ2013
プレミアリーグ イースト
第2節
清水エスパルス vs 鹿島アントラーズユース at J−STEP
≪試合結果≫ ※45分ハーフ
清水エスパルス 2−1 鹿島アントラーズユース
(前半:1−0、後半:1−1)
≪得点者≫
●北川航也(前半21分、右サイド拓弥が2人を抜き去りクロス、DFこぼれを押し込む。)
●鈴木優磨(後半35分、左CKニアでフリックしてボールをファーで合わせる。)
●宮本航汰(後半41分、大和左クロスをGKこぼしたところを詰める。)
≪先発≫
---------航也---------
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健太-----航汰-----拓弥
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------拓磨--麗司------
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菊池---陸---準弥--丸山
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--------高木和--------
サブ:山川、優太郎、柴田、頼、大和、福井、久保
◆選手交代
後半22分 OUT 健太 ⇒ IN 久保(LSH)※負傷交代
後半35分 OUT 丸山 ⇒ IN 大和(CH)※負傷交代
後半38分 OUT 菊池 ⇒ IN 優太郎(LSB)※負傷交代
≪後半38分以降≫
---------航也---------
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久保-----航汰-----拓弥
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------大和--麗司------
----------------------
優太郎-陸---準弥--拓磨
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--------高木和--------
≪警告≫
●丸山友輔(前半38分、ラフプレー)
第2節ホーム開幕戦。
開幕戦で学園に対し2点差を守りきれず敗れたエスパルス。
序盤相手を圧倒していただけに、一度相手に主導権を握られ押し込まれると、その流れを最後まで引き戻すことができずに敗れた。
この悪い流れを断ち切るためには何が何でも勝ち切ること。
前節からメンバーを入れ替えたエスパルス。
凌多、ヒロが骨折で離脱。その穴には優太郎と1年生の福井が入る。
システムと先発にも変動。
前節の4−1−4−1から4−2−3−1にマイナーチェンジし、CHには拓磨と麗司が入り、LSBには菊池が先発。
大和はベンチスタートとなった。
昨年プレミア初参戦で残留。今年の躍進に懸ける。
昨年の対戦では2戦2勝。相性は抜群だが、毎年パワーバランスが変化するユース年代。
決して簡単な相手ではない。
鹿島は前線に大柄の選手を揃え、ハイボールに非常に強いチーム。
開幕戦で新規参入のアカデミーを一蹴し開幕連勝を狙う。
序盤は一進一退の互角。ハイボールに競り勝てないためセカンドを鹿島に拾われポゼッションは鹿島。
シュートチャンスも鹿島の方が多かったが、最後のところでしっかりと鍵をかけて鹿島を封じる。
先制点はエスパルス。
21分。拓弥が右サイドで2人を抜いて突破。そのまま持ち込み右クロス。
クロスはDFにクリアされるが、その半端なクリアが鹿島の選手に当たって航也の足元に。
これをきっちりと沈め航也は2試合連続ゴール。
終盤鹿島に押し込まれるも、ハイボールを高木和が制空権を制し、地上戦では準弥陸を中心に守りきって1−0のままハーフタイムへ。
後半開始、メンバー交代なし。
序盤もたついたが徐々に五部の展開へ。
拓弥がドリブルからフェイクで相手を交わし切れ込み、左足に持ち替えてニアを狙う。
これは決まらなかったが、10番を背負い飛躍的にシュートの意識が高まり、徐々に「怖い」選手へと成長を感じる。
準弥がハーフライン付近からのFKを直接狙う。
意表を突かれたGKも慌てて戻り風に乗ったボールはゴールに一直線だったが、わずかに枠を超えてしまう。
それでもスーパープレーに場内からはどよめき。
健太が相手と交錯し負傷交代。
丸山も前半痛んだところとは別で流血で負傷交代。
久保と大和がそれぞれ出場する。
ところが35分。
左CKをニアでフリックされ、ファーサイドで押し込まれ同点ゴールを許す。
38分には菊池が競り合いから倒れそのままタンカでピッチアウトし優太郎が出場。
同点に追いつき勢いにのる鹿島の攻撃を耐えしのぎ途中出場の大和が仕事をする。
左サイドに流れて受けた大和が右足でインスイングのクロスを入れると、これはGKに向かって流れるがGK直前に落ちるボール。
GKがキャッチングがパンチングか迷うところで処理が半端になりこぼれるボール。
航汰がきっちりとこぼれ球に反応。ゴールに流し込み41分エスパルス勝ち越し。
AT4分も集中力を切らさず守りきり試合終了の笛を迎える。
苦しい戦いを制し今シーズンプレミア初勝利。
待ちわびた勝ちロコを最高の笑顔で。
これで1勝1敗の五分に星を戻して、次節優勝候補筆頭の流経柏高校とのアウェイゲーム。
この正念場でどのように戦えるか。
怪我人の影響でまたメンバーが変更になる可能性もあるが、このチーム全員で戦って勝とう。