「日本クラブユース選手権静岡県大会 3位決定戦 vs アスルクラロ沼津」
S−PULSE Jr.Youth
第21回日本クラブユース選手権(U-15)大会
静岡県予選
決勝トーナメント 3位決定戦
清水エスパルス vs アスルクラロ沼津 at 藤枝陸上競技場
≪試合結果≫ ※35分ハーフ
清水エスパルス 4−0 アスルクラロ沼津
(前半:3−0、後半:1−0)
≪得点者≫
●立田悠悟(前半04分、皓平右CKのこぼれをハーフボレー。)
●佐野皓平(前半14分、章将横パスを受けてワントラップから右足シュート。)
●望月 陸(前半24分、スルーパスにダイアゴナルランで抜け出し左足で右に流し込む。)
●稲葉章将(後半03分、豪右展開陸裏街道で抜け折り返しファーで押し込む。)
≪先発≫
------章将--和真------
----------------------
-昇----------------陸-
----------------------
-------豪---皓平------
----------------------
杏輔-華未智-悠悟--駿光
----------------------
---------匠也---------
◆選手交代
後半12分 OUT 章将 ⇒ IN 涼太(CF)
後半15分 OUT 陸 ⇒ IN 滝(RSH)
後半26分 ポジションチェンジ 涼太 ⇔ 滝
後半30分 OUT 杏輔 ⇒ IN 晴(LSB)
≪後半30分以降≫
------和真---滝-------
----------------------
-昇---------------涼太
----------------------
------皓平---豪-------
----------------------
-晴--華未智-悠悟--駿光
----------------------
---------匠也---------
準決勝でジュビロ磐田に敗れ、3位決定戦へ回ったエスパルス。
3位決定戦の相手はアスルクラロ沼津。
U−15リーグでは1−0と辛勝だった相手。
磐田戦でできなかったこと、これから上積みしていくこと、全てを出し切って県大会を終えたい、大事な試合。
スタメンは磐田戦と同じ11人。
この日はスタンドの真下で選手たちがウォーミングアップをしていたので、普段なかなか聞けない選手間での会話を耳にすることができた。
自ら要求をする選手、相手チームのスタイルの上でどこをどういう風に狙っていくのかを具体的に指示し確認をする選手。
たまたまこの日だけ聞けた話だったからそこだけで判断することはできないけれど、選手たちのこの試合に臨む姿勢としては非常に良いものを感じた試合前。
予感は的中。試合開始からの35分間アスルを圧倒。
4分。
皓平の右CKのこぼれをセットプレーで前に上がっていた悠悟がハーフボレー気味に決めて先制。
14分。
右サイドドリブルで持ち込んだ章将の横パスを受けた皓平がコントロールタッチから右足ミドルシュートを決める。
さらに24分。
中央から斜め左に出されたスルーパス。
このボールに対し抜け出したのは右サイドからダイアゴナルランで走りぬけた陸がフリーでGK一対一。
これをゴール右へ流し込む。
前半相手のシュートを0に抑え、アスルを圧倒して戦うことができた。
前半は3−0で折り返す。後半にも期待がかかる。
後半開始。メンバー交代なし。
後半も開始早々に追加点。
中央バイタルでボールを持った豪が右サイドに展開。
これを受けた陸はDFとの一対一の勝負を裏街道で抜き去って持ち出し折り返し。
ファーサイドで章将が押し込んで4−0とリードを広げる。
このあと章将に代えて涼太、足を攣った陸に代えて滝を投入。
しかしこのあとにアスルが選手を入れ替えた影響もあってか、形勢逆転。
何度もアスルの攻撃に脅かされ、エスパルスは完全に色を出せない。
滝と涼太のポジションを入れ替えたり試行錯誤を試みるも最後まで流れは戻って来ず。
杏輔も攣って晴が出場。
アスルの一方的な展開だったが、匠也の活躍もあり、なんとか無失点で試合終了。
4−0で勝利し、静岡県第3代表として東海大会へ進出。
後半15分すぎからの内容は酷いものではあったが、最終的に0で抑えられたのは素晴らしかった。
70分中50分間は素晴らしいサッカーができていただけに、最後の20分はもったいなかったが、50分間のサッカー自体はかなり良いものが見れた。
東海大会、2つ勝てば全国。
まずはきっちり全国を決めること。
磐田に勝って決めよう。