私は高校生の時、臨死体験をしたことがあります。
意識がない間、お花の咲き乱れる暖かい野原をスキップしていました。
とても気持ちが良く、もっと気持ちのいいところに向かっているという認識だけがありました。
名前を呼ばれるとものすごいスピードで戻されるのですが、また「そこ」に向かってスキップし始めます。
呼ばれて戻り、また呼ばれて戻るを繰り返すうちに完全に引き戻され、意識が戻りましたが、そのあとは激しい痛みに苦しみました。
その体験をしてからは、亡くなった者たちは「とても快適な場所」に行くんだということを確信しています。
kaoさんちの一徹さんは皆に愛されるにゃんこでした。
穏やかで、いつも静かに微笑んでいるようなイメージのにゃんこでした。
どこか田舎のおじいちゃんを思わせるような、癒し系のにゃんこでした。
こたつとちゃんちゃんこがとても似合うのに、セクシーな流し目も似合う、演歌な一面もあるにゃんこでした。
18歳になったばかりでした。
今はきっと快適な場所で楽しく暮らしています。
今までありがとうね。これからもkaoさんと坊主君のそばにいてあげてね。