「僕のシリーズ」の映画化ということで話題を集めましたが、ノンフィクションの上に大物作家が原作を書いた作品ということで「僕の」のキャラを引きずった感じとなった草薙くんにとても違和感を感じてしまいました。「黄泉返り」の続きみたいな感じで始まりましたが、ストーリーが面白すぎてそんなイメージはすぐに吹っ飛びました。作品中に織り込まれるショートショートもそれぞれ話として面白く、映画を見終わったら原作で他の話も読んでみたいと思わせるほど。じゃあキャスティングは失敗かと言われると、ひたむきにひたすらに妻の事だけを想い、妻のためだけにひたすら小説を書き続ける姿は脂っ気の全く無い草薙くん以外は思い浮かばないので、これはこれで成功かなと感じました
http://www.bokutsuma.jp/index.html

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