航空会社で過酷な労働条件と超過労働、そしてそれに見合うことのない賃金を是正しようと、総理大臣が乗る予定の飛行機が飛べなくなるようにスト決行勧告までして交渉する労働組合委員長。しかしそのあとに待っていたのは会社からの見せしめ人事だった。幼い子供を二人つれて近代化されていないナイロビで航路の開設の足がかりをするものの・・・
冒頭から日航機墜落事故の再現から始まり、いったいどういう映画?と思ったら、いきなり話が30年前の労働争議がさかんだった時期にもどり労働組合委員長の恩地元を中心に、現在と過去と場面を行ったり来たりしながら、徐々に会社組織の闇の部分が明らかになっていきます。そこへたどり着くまで、大人の事情の連続でとても子供や若い人には見せたくないほど、社会の闇を描ききっています。ただこの作品、220分と4時間近くあるので長丁場の用意しないと途中で止めることになります。まぁ、作品の中でちゃんと10分の休憩が作ってありますがwww
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