前回の書き込みは、亡くなった友人に関したことでした…。
続きと言えば続きなのですが…
数年前に何をきっかけだったかは覚えていないのですが
私自身「エンディングノート」と言う名を知りました。
最近、ちまたでもよく耳にする「エンディングノート」
別名「最後ノート」等とも言われています。
本屋さん等で売っていたり、インターネット販売をしていたり
様々なところで、目にすることがありますね。
なので…きっと、ご存知の方は多いと思います。
正式な遺言等とは違い、法的効力はないものの
自分自身に万が一のことが起こってしまった時のため
様々な事項について書きとめておき、
自分の思い・希望等を残された家族や親族に伝えるもの。
(説明が完全ではないかもしれませんが…)
例えば…
事故などで物言えぬ状態になってしまったら…
延命治療はしないで欲しい(して欲しい)
そして最期を迎えたら…
葬儀はこうして欲しい…
誰々に連絡して欲しい… etc
その他にも、夫(妻)や子供、家族に最期のメッセージを伝えたい…。
いざとなったら、なかなか思いつきませんが
それらを、あらかじめ記入しておき
もしもの時、開いてもらい自分の思いを伝える…伝えたい。
そんなノートです。
昨年、突然逝ってしまった友人…
ご主人に、一人息子に、ご両親に…
まだまだ話したいこと、伝えたいこといっぱいあったでしょう。
ですが、一言も伝えることのできぬ間に逝ってしまいました。
昨年、友人が倒れて二日後に…
偶然、本当に意外なところで…友人が入院したことを耳にした私
その時は…それほど、緊縛した状態だとは知らず…
いつものように、携帯からメールをしました。
通常、そんなに時間をあけずに返信メールが届くのに…
その日は、数時間たっても返信がなく、
「まっ、病院だから仕方ない、無理もないか…。」などと考えていたのです。
夕方になり、友人の携帯からメールでなく着信がありました。
「なんだぁ、電話ができるんじゃん。
じゃあ入院したとは言え、そんなに酷くはないんだな…」と思い電話に出ました。
いつものように…「もしもしぃ〜どうしたのよぉ

」
しかし…
友人の携帯から聞こえてきたのは、ご主人の声だったのです。
低い声で…「もしもし…」
ご主人の話の様子から、
友人の様子が、ただごとではない状態であることが容易にわかりました。
そして、その日のうちに仲の良かった友人と連絡を取り合い
友人の元へ駆け付けたのでした。
その日のことは、昨年ブログに書き込みました…。
ご主人が言いました。
「彼女に多くの友達がいることは分かってはいても…
どこに連絡していいのか分からなかった。
そんな時に、私からのメールがあった。」と…
冷静になり、少し考えれば分かることでしょうが…
急なことで動転していたのでしょうね。
友人が亡くなったことで、私達も色々考えさせられました…話もしました。
私を含め3人は、友人と最後に会ったのが、中学校の体育祭の日
亡くなる2週間ほど前のことでした。
もう1人の友人は、仕事だったため最後に会ったのが更に前…
とても後悔していました。
そして、4人で会うごとに
「自分たちにも、いつこのような不幸が訪れるか分からない…
その時のためにも、何か残しておきたいね。」と話しました。
私が、エンディングノートのことを話すと
友人達と…
「揃って購入し…お互いの連絡先・もしもの時の希望等を書きとめよう。」…そんなふうに意見がまとまったのでした。
その後、インターネットで調べたり、見つけたり…
葬儀屋さんが作っているもので、無料でダウンロードできるノートもありました。
色々見ているうちに…
結局…
自分で、書き残したいこと、伝えたいこと…
自分で書きやすいように、作ることにしました。
ノートは、クリヤーブックを使用し
内容は、31ページに及びます。
遺影に使って欲しい写真を入れるところも…
そして、葬儀までにすべきこと…
お墓について…等々参考資料になるものも入れました。
表紙には、可愛い天使
そして、感謝をこめて「ありがとう」と題しました。

完成したものは、こんな感じです

裏表紙には、天使の後姿

表紙も好みに合わせて選べるように数種類作りました。
このノートができたのも、友人のお陰…
友人達、妹夫婦にも手渡しました。
ご夫婦で書くからと2冊持って行った友人もいます。
(クリヤーブック等の実費はいただきましたが…)
皆それぞれに、思いを書きとめることでしょう…。
先日、実家の母親にも渡しました。
我が家も、親父とそれぞれ書きとめることにしました。
もしもの時に、家族に少しでも私自身の気持ちを伝えるために…
お・ま・け
一昨日のこと、最近あまり出動していない“カムイ号”
たまには、エンジンをかけなくては…と

親父

出かける訳ではないのですが、荷台にカムイを乗せて…

カムイ乗せられたはいいが…

…「自分で降りてみな…

」

…「えっー・・・・・。」

…「じゃ、台を置くから降りなさい

」

…「・・・・・。」
しばらく、そんなやり取りをしていましたが…
結局…親父、抱っこして降ろしていました…
・・・ばっかじゃないの

おまけの お・ま・け

…「おい…お前、この間の芋虫か…

」

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