ごんぞうさんより、
さい帯血バンクが3月に終了することを伝える、毎日新聞の記事です。
白血病患者への移植医療などに用いられる臍帯血(さいたいけつ)を管理する「東京臍帯血バンク」(東京都葛飾区)が3月末で事業を終了する。
赤字運営が続き、国が求める品質基準を維持することが難しくなってきたためという。事業は日本赤十字社に引き継ぐよう調整している。
日本最初の臍帯血バンクは1995年設立。ピーク時には全国で11カ所あったが、4月から6カ所に半減する。移植医療を支えたバンクは過渡期を迎えている。
東京バンクでは、献血供給事業団と日本大板橋病院の2カ所で臍帯血を保存。29日現在で最多の4397本を保存している。
だが、今年1月に造血幹細胞移植推進法が施行されて許可制になったうえ、品質確保のために人員や施設などの基準が定められた。
国は東京バンクに事業の一体化も求めた。同バンクの担当者は「毎年数千万円規模の赤字が出ている。運営見直しには、さらに大きな負担を伴うため終了を決めた」と説明した。
既に3月の事業終了を決めていた「東海大学さい帯血バンク」(神奈川県伊勢原市)も「法制化で段階的に規制が厳しくなる方向性が示され、対応し切れない」としている。
2013年に全国で実施された臍帯血移植は1149件で、近年は増加傾向にある。一方、保存されていた臍帯血は10年の約3万4000本から13年の約1万8000本に減った。
全国の臍帯血の情報を一元管理する「日本さい帯血バンクネットワーク」の野村正満広報部会長は「東京バンクの臍帯血が別施設に引き継がれるまでの間、適合する患者の選択肢が狭まるのが心配だ」と話す。
予算がないからといって、助かる命が・・・と思うと切ないです。
ごんぞう

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