今日(2月5日)は朝から晩まで「屋根の上のヴァイオリン弾き」一色の日でした。知っている人は知っている、知らない人も名前くらいは聞いたことあるんじゃないかしら。そう、世界に名高い傑作ミュージカルです。
ええ、観に行ってきましたとも。なんせこの日を半年以上待ちわびていたのですから。前日からもう楽しみで楽しみで。部屋では「屋根の上のヴァイオリン弾き」のサントラをエンドレスで流し、前日の夜は映画版を深夜まで観て予習・復習は完璧。いざ日生劇場へ。
残念ながら予算の都合上、A席しか取れなかったのですが、幸いなことに二階席のど真ん中、更に両脇は空席と最高の位置です。パンフレットを買い、持参のオペラグラスを手にしていよいよ開幕。
いやぁ、笑った笑った。そして泣いた。最高です。いつ何度観ても良いものは良いです。
この「屋根の上の〜」は自分がミュージカルにハマるきっかけになったものでして、特に思い入れがある作品です。と言っても舞台ではまだ二回しか観てないのですが。最初に観たのは5,6年前の西田敏行さんの公演でした。ありきたりな感想ですが、「こんなに面白くて感動する物があったのか」と劇場で号泣しました(脚色なしに)。
西田テヴィエも素晴らしいのですが、今回の市村正親ヴァージョンもどことなく違った味わいで十分号泣しました。特に汽車の待合所の場面はもう・・・!
こうなると初代テヴィエ:森繁久弥版とブロードウェイ版が観たくてしょうがない。ブロードウェイはともかく、森繁さんのはどこかに映像で残ってないかしら。どなたかご存知の方、ご一報下さい。礼ならたんまりとします。
といった感じで未だ下がらぬテンションで長々と書き続けてしまいました。いつも以上に狂言研に関係の無い話題で申し訳ないです。が、好きなものは好きなんです。この感動を伝えずにはいられないんです。皆にも観てもらいたいんです。というわけで、皆さん。日生劇場へ急ぎましょう。まだ間に合うはず。そして口ずさもう、「しきたり!」と。
以上、深夜の横浜よりY田の戯言でした。

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