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2013/11/23
【阿蘇のジオパーク】が、【世界ジオパーク】を目指して…日本ジオパーク委員会が推薦決定(9/24) 村のあちこち村おこし
加山雄三さんが、赤旗日曜版に出ていました。
日中戦争開始の1937年の生まれだとは驚きです。いつまでも歳を取らない万年青年のイメージがあります。
黒澤明監督との出会いで、好きな船を作る資金ができるかも…という不純な動機で俳優になったようで…それが『赤ひげ』に出演して、俳優を続ける決意が固まったんだそうで…
さて、阿蘇へ世界からの訪問者が増えると、それに伴って県民の所得が増えてくるだろうとの動機による【世界ジオパーク】の認定を目指した運動が、官民一体で行われています。
これは自然環境を守り地球を深く理解して、人間がもっとジオすなわち地球に対して謙虚になって、人間の開発行為によって環境が破壊されてきて、何らかのしっぺ返しがもたらされるのではないかという畏れの気持ち、あるいは悔い改めの機会が提供される教育的な場づくりなんだという自覚が、私は世界ジオパークになるための運動には必要だと思うのです。
いわば、阿蘇を現代的な意味での【聖地】にすることだと思うのです。
このように意義を掴むと、阿蘇の立野峡谷にダムを建設して、原生林を枯らしたり、柱状節理を沈めてしまい、人間の接近ができなくすることは、全くジオパークの主旨に反するのではないかと思うのです。
立野ダムの建設計画に反対しないこと自体が、人々のジオパーク精神への理解の欠如と認識されてしまう可能性がありそうです。
県民の懐を豊かにすることは、あくまでも結果であって、目的ではありません。そこを履き違えたらいけません。
【阿蘇ジオパーク】が、世界のジオパークに認定されるためには、関所があります。
まずは、国内の日本ジオパーク委員会から推薦してもらわなくてはならないのです。
念願だったその推薦が、実は今年の9月24日に決定されてクリアしました。
国内の4地域の競合状態の中から、阿蘇の1地域のみの推薦決定となったといいますから、狭き門を突破した訳です。
これから【世界ジオパークネットワーク】から書類審査に入り、来年夏には委員が現地調査する予定だとか。
ジオパークは、合併により今は上益城郡になってしまった、旧蘇陽町も含まれます。阿蘇のジオサイトとしては、山都町の蘇陽峡もジオサイトに含まれます。
その反面、蹴破りの神話とも結びついた峡谷の立野峡谷があるのに、パンフレット類には立野峡谷に全然光が当てられていないのはどうしてでしょうか?
世界ジオパーク審査委員の目から当面隠しておこうという意図がありはしないかと思われますが、私の邪推でしょうか?
私は、タケミヤタツノミコトの蹴破り説話は、かつてのカルデラには湖があったが、中央構造線の断層のためか、亀裂が走ったことが神話になったもので、ジオのテーマとして絶好なサイトを無視しては、画竜点睛を欠くと考えます。
せっかく世界ジオパークに認定されても、立野ダムが建設されたら、審査員が認定取り消しする可能性が高いのではないでしょうか?
審査員から指摘を受けてから、ダムの建設に反対しても、もうその時は手遅れです。
指摘をされる前に自主的に議論を深めて、ダムをやめる決断をする方が、立野峡谷の存在の深い意味が人々に理解されていく過程を経ることになり、教育的な意味があります。
立野ダムの建設計画が、はたして世界ジオパークの認定と両立できるか、まずはよく議論すべきです。
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日中戦争開始の1937年の生まれだとは驚きです。いつまでも歳を取らない万年青年のイメージがあります。
黒澤明監督との出会いで、好きな船を作る資金ができるかも…という不純な動機で俳優になったようで…それが『赤ひげ』に出演して、俳優を続ける決意が固まったんだそうで…
さて、阿蘇へ世界からの訪問者が増えると、それに伴って県民の所得が増えてくるだろうとの動機による【世界ジオパーク】の認定を目指した運動が、官民一体で行われています。
これは自然環境を守り地球を深く理解して、人間がもっとジオすなわち地球に対して謙虚になって、人間の開発行為によって環境が破壊されてきて、何らかのしっぺ返しがもたらされるのではないかという畏れの気持ち、あるいは悔い改めの機会が提供される教育的な場づくりなんだという自覚が、私は世界ジオパークになるための運動には必要だと思うのです。
いわば、阿蘇を現代的な意味での【聖地】にすることだと思うのです。
このように意義を掴むと、阿蘇の立野峡谷にダムを建設して、原生林を枯らしたり、柱状節理を沈めてしまい、人間の接近ができなくすることは、全くジオパークの主旨に反するのではないかと思うのです。
立野ダムの建設計画に反対しないこと自体が、人々のジオパーク精神への理解の欠如と認識されてしまう可能性がありそうです。
県民の懐を豊かにすることは、あくまでも結果であって、目的ではありません。そこを履き違えたらいけません。
【阿蘇ジオパーク】が、世界のジオパークに認定されるためには、関所があります。
まずは、国内の日本ジオパーク委員会から推薦してもらわなくてはならないのです。
念願だったその推薦が、実は今年の9月24日に決定されてクリアしました。
国内の4地域の競合状態の中から、阿蘇の1地域のみの推薦決定となったといいますから、狭き門を突破した訳です。
これから【世界ジオパークネットワーク】から書類審査に入り、来年夏には委員が現地調査する予定だとか。
ジオパークは、合併により今は上益城郡になってしまった、旧蘇陽町も含まれます。阿蘇のジオサイトとしては、山都町の蘇陽峡もジオサイトに含まれます。
その反面、蹴破りの神話とも結びついた峡谷の立野峡谷があるのに、パンフレット類には立野峡谷に全然光が当てられていないのはどうしてでしょうか?
世界ジオパーク審査委員の目から当面隠しておこうという意図がありはしないかと思われますが、私の邪推でしょうか?
私は、タケミヤタツノミコトの蹴破り説話は、かつてのカルデラには湖があったが、中央構造線の断層のためか、亀裂が走ったことが神話になったもので、ジオのテーマとして絶好なサイトを無視しては、画竜点睛を欠くと考えます。
せっかく世界ジオパークに認定されても、立野ダムが建設されたら、審査員が認定取り消しする可能性が高いのではないでしょうか?
審査員から指摘を受けてから、ダムの建設に反対しても、もうその時は手遅れです。
指摘をされる前に自主的に議論を深めて、ダムをやめる決断をする方が、立野峡谷の存在の深い意味が人々に理解されていく過程を経ることになり、教育的な意味があります。
立野ダムの建設計画が、はたして世界ジオパークの認定と両立できるか、まずはよく議論すべきです。

2013/12/7 23:07
投稿者:珍負けりゃ
共産党の町長さんは、伊豆大島で防災を重視しましたか?