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2014/1/2
ララヒッパリとは夜中走る、地球で一番過酷な遊びですね。メキシコのララムリ族の子どもたち。 村のあちこち村おこし
毎週1回、子どもたちが徹夜で遊んでいる国があると聞いたら、一体教育はどうなっているんだろうと、心ある人は眉をしかめるかもしれません。
メキシコ北西部のララムリ族の子どもたちです。
17世紀にスペインの侵略に際して、争いを嫌ってメキシコ北西部のコッパーキャニオンという、合衆国のグランドキャニオンの4倍の規模の山岳地帯に逃れた人々の子孫が、ララムリ族だとか。
コッパー・キャニオンと言いますから、どこかに銅山があるのかもしれませんが、非常に攻めにくい地域が国境地帯にあったからこそ、メキシコは合衆国からの侵攻も未然に防いで独立を保ってきたのかもしれないと思えてきました。
正月の旅番組で知りました。
その遊びとは、夜が明けるまで、チーム対抗でどちらが遠くまで、ボールを蹴りながら走れるかというものです。
つまり子どもたちの徹夜(*_*)。
朝日が昇るのがゲーム終了の合図だとは、想像するだにトホホ(-_-;)です。
ララヒッパリで走ることが文化になっていれば、大人も走るのが速い訳です。
おそらくは、スペイン人から山岳地帯を逃れて命を守る術として、400年前の先祖が【走る文化】を創造したのではないかと、私は思うのです。
メキシコで毎年開催されている100キロマラソンにおいても、常に上位30位までぐらいを独占しているのがララムリ族だとか。
阿蘇の100キロマラソンにも、ララムリ族からひとりふたり招待したら、世界から阿蘇が注目の的になって、世界ジオパーク認定に向けた景気づけになるかもしれませんね。
何しろ、100キロマラソンであっても、42.195キロのマラソン世界記録並みのあまりにも速いペースで走り続けるのだそうです。
しかも、脚に履くのは厚いゴム底の運動靴ではなくて、トラックのタイヤを加工して、底の薄いスリッパにして走るのです。
運動工学的に専門家が分析したら、これで走ると、爪先から着地するので踵から着地するより衝撃が少なく、長距離を走るには疲れが出にくいことがわかってきたのだそうです。
私の脳裡には、東京オリンピックで、エチオピアのビキラ・アベベ選手が、下向きの哲学者みたいな顔をして、ヒタヒタと裸足で走り抜けた光景がありありと蘇りました。
オリンピックのマラソン競技にも、応用がききそうなヒントを、ララムリ族の走る文化を紹介した番組はもたらしてくれました。
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メキシコ北西部のララムリ族の子どもたちです。
17世紀にスペインの侵略に際して、争いを嫌ってメキシコ北西部のコッパーキャニオンという、合衆国のグランドキャニオンの4倍の規模の山岳地帯に逃れた人々の子孫が、ララムリ族だとか。
コッパー・キャニオンと言いますから、どこかに銅山があるのかもしれませんが、非常に攻めにくい地域が国境地帯にあったからこそ、メキシコは合衆国からの侵攻も未然に防いで独立を保ってきたのかもしれないと思えてきました。
正月の旅番組で知りました。
その遊びとは、夜が明けるまで、チーム対抗でどちらが遠くまで、ボールを蹴りながら走れるかというものです。
つまり子どもたちの徹夜(*_*)。
朝日が昇るのがゲーム終了の合図だとは、想像するだにトホホ(-_-;)です。
ララヒッパリで走ることが文化になっていれば、大人も走るのが速い訳です。
おそらくは、スペイン人から山岳地帯を逃れて命を守る術として、400年前の先祖が【走る文化】を創造したのではないかと、私は思うのです。
メキシコで毎年開催されている100キロマラソンにおいても、常に上位30位までぐらいを独占しているのがララムリ族だとか。
阿蘇の100キロマラソンにも、ララムリ族からひとりふたり招待したら、世界から阿蘇が注目の的になって、世界ジオパーク認定に向けた景気づけになるかもしれませんね。
何しろ、100キロマラソンであっても、42.195キロのマラソン世界記録並みのあまりにも速いペースで走り続けるのだそうです。
しかも、脚に履くのは厚いゴム底の運動靴ではなくて、トラックのタイヤを加工して、底の薄いスリッパにして走るのです。
運動工学的に専門家が分析したら、これで走ると、爪先から着地するので踵から着地するより衝撃が少なく、長距離を走るには疲れが出にくいことがわかってきたのだそうです。
私の脳裡には、東京オリンピックで、エチオピアのビキラ・アベベ選手が、下向きの哲学者みたいな顔をして、ヒタヒタと裸足で走り抜けた光景がありありと蘇りました。
オリンピックのマラソン競技にも、応用がききそうなヒントを、ララムリ族の走る文化を紹介した番組はもたらしてくれました。

2014/1/6 10:57
投稿者:v酢箕
アベベが裸足で走ったのは東京オリンピックの前ローマオリンピックです。東京では靴を履いていました。