2006年 韓国映画 青春漫画 〜僕らの恋愛シナリオ〜
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クォン・サンウ ・・・イ・ジファン役
キム・ハヌル ・・・チン・ダレル役
イ・サンウ ・・・ムン・ヨンフン役
チャン・ミイネ ・・・キム・ジミン役
バク・チビン ・・・子供時代のジファン役
チョン・ミナ ・・・子供時代のダレル役
チョン・ギュス ・・・ジファンの父 チャンホ役
イ・ヨンラン ・・・女教授役
ジファンはジャッキーチェンをこよなく愛する、陽気な青年・・・
しかし、ダレルに言わせれば精神年齢10歳だという・・・
彼はスタント俳優に憧れる大学生、今日も危険な撮影に自ら志願する・・・
ダレルは、人前に出るとろくにせりふもしゃべれないくせに熱烈な俳優志望・・・
即落ちのオーデションの受講をしょうこりも無く繰り返している・・・
ジファンとダレルは13年間兄妹同然の生活をしてきた。
2人が出逢ったのは、小学生時代・・・
〜小学生当時、乱暴で友達のいなかったジファンに、ダレルはそっと声を掛けてきた。
始めはそっけないふりをしていたジファンだったが次第に意気投合する。
ジハンはダレルに山の上の自分だけの秘密の場所を教える・・・
それはジハンにとっては宝物の隠し場所だった。
ダレルの可愛がっていたリスが死んだ・・・
ダレルとジハンは山の中の秘密の場所に行き、そっとリスの墓を作ってやる。
そして、ジハンが或る所に案内する・・・
それは木の枝の間から太陽が透けて見える場所・・・
太陽が枝に挟まれて見える間にお願い事をすれば、願いが必ずかなうとジハンが教える。
ダレルは『リスが天国でも友達と仲良くできるように』と願う・・・
すると不思議なことに、リスの墓に戻ってきた2人は、リスの仲間達が墓の周りを楽しそうに走り回っている光景を見る。
『ほら、やっぱり願い事がかなった』と幼い2人は喜ぶのだった・・・
〜それから、13年経った・・・
2人は現役の大学生、ジハンはアルバイトで危険なスタント撮影に精を出す・・・
ダレルはいくらやっても受からない俳優のオーデション受験を繰り返す毎日だった。
ジハンとダレルは相変わらず、合えば喧嘩の毎日だった・・・
そして2人は別々に恋人を作る。
しかし、お互いに恋人ともしっくりこない、相手の恋人が気になるギクシャクした毎日を送っていた。
或る日、ジハンは非常に危険なスタント撮影に挑む・・・
そのスタント撮影は成功し、ジハンは意気揚々と携帯電話で親父と話しながら横断歩道を・・・
その時、一台の車がジハンをはねる・・・
救急車で病院に運ばれたジハンの元に、親父とダレルも駆けつける・・・
しかし、彼は集中治療室で意識が戻らない・・・
ダレルは、子供の時以来いくら探しても見つからない、ジハンとの二人だけの秘密の場所を探す事に・・・
そして、さまよい続けるダレルが諦めかけた時、奇跡の風鈴の音が聞こえる。
それは、ジハンが大切に枝に掛けておいた風鈴・・・
そして、ついにその場所を探し出すことに成功した。
ダレルはすかさず、2人でリスの幸せを祈ったあの場所へ・・・
『ジハンを元気にしてください!』と一心に祈る・・・
すると、再度の奇跡が!!!
ジハンが病院で目を覚ます・・・
しかし、苦痛に顔をいがめるジハンはベットから転げ落ち、自分の右足が無いことに気づく・・・
そばにいた父親に『お父さん僕の足食べちゃったのか』と・・・
父親は『すまん!あの時あまりに腹が減っていて・・』と・・・
2人は泣きながら言葉を交わす・・・
あの明朗だったジハンの性格が変わった・・・
陰険で怒りっぽくなってしまった。
見るに見かねてダレルは彼に、一本のビデオを渡す
しかし彼はまもなく家を飛び出し、消息不明で一年間が経った・・・
途中、足の無い青年が泣きながらビデオを見る姿が有った。
それは、手足が無くてもスポーツ選手として頑張っている人達が、ジハンに頑張れと呼びかけているビデオだった・・・
〜ジハンが居なくなって一年経った頃、映画プロデューサーに脚本を持ち込む青年がいた。
プロデューサーは、脚本を修正する事を約束に契約の用意をする。
しかし、青年はこの脚本は修正はできないと契約を断る・・・
『この脚本は、彼女との本当のシナリオなんだから』と・・・
青年は、右足を引きずりながら、そこを後にする・・・
〜一年ぶりにジハンがダレルの前に現われる・・・
しかし、ダレルは彼の顔を叩き逃げ帰ってしまう・・・
ダレルの彼氏ヨンフンがジハンに言う『一年の消息不明は長いよ・・』と・・・
ヨンフンは、ジハンがトイレに立ったすきについそこに置いてあった、ジハンが書いた脚本を見る。
そして、彼は決断をする・・・
その脚本を彼女に渡そうと・・・
ジハンと別れた後ヨンフンはダレルの家に行き、彼女に脚本を渡す・・・
『今まで読んだ事の無い長いラブレターだ』と・・・
ヨンフンは、彼女との別れ際涙ぐみながら大きく手を振る『さよなら』と・・・
その晩、二人の出会いから愛の日々までを詳細を綴った脚本を、必死で読みふけったダレルは最後につぶやく・・・
『馬鹿ね、こんな映画誰が見るのよ』と・・・
雪が降った翌朝、ダレルは家の玄関の前にジハンが長い間立っていた事に気づく・・・
靴の間に松葉杖の跡が見える。
彼女は懸命に、松葉杖の後を追いかける・・・
そして、二人で昇った山の秘密の場所が見つけられずに帰ってくるジハンと出会う・・・
ダレルを見つけ掛けてくるジハンに、彼女は声を掛ける・・・
『それ以上近づかないで!!!』
驚いて動きを止めたジハンに、彼女は優しく声を掛ける・・・
『今度は私がそちらに歩いていくから・・・』

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