2005年上映 韓国映画 『野獣と美女』
リュ・スンボム ・・・ク・ドンゴン役
宇宙怪獣の声を吹替えさせたらぴか一の 顔にコンプックスを持つおとぼけ声優
シン・ミナ ・・・チャン・ヘジュ役
幼い頃目が見えなくなってしまった、盲目の美人ジャズピアニスト
キム・ガンウ ・・・タク・チュナ役
ドンゴンとは同級生、学生時代から何をやらせても、もてもてのいけめん検事
アン・ギルガン ・・・チェ・ドシク役
チュナに九龍派を壊滅させられた組の生き残りで、ドシで自分では何にも出来ないが密かにチュナに復讐をたくらむ・・・
〜ドンゴンは幼い頃、顔に作った傷がコンプレックスとなっている青年・・・
仕事は吹替え声優をやっており、特に宇宙怪獣の声を吹き込ませたら彼の右に出るものはいない。
子供達には人気いっぱいの声優だった。
彼には、盲目のジャズピアニストの彼女がいた。
その彼女ヘジュは幼い頃目を見えなくしてしまった。
しかし、彼女には手と足になる男性がいた・・・
それがドンゴン・・・
ドンゴンは、いつも彼女が困った時にはそばにいる、彼の声を通して美しい自然を鑑賞する事が出来る。
彼との出会いは雨の夕方、クラブでのジャズコンサートが終わった時、クラブの外は雨だった。
そっと左手をかざし、雨の様子を伺っていた彼女の手のひらに、そっと下から手を添える人がいた。
傘を持って家に送ってくれる男性が、ドンゴンだった・・・
親しくなったヘジュが別れ際ドンゴンの顔を確かめようとする。
しかし、額の傷に触ろうとした瞬間ドンゴンは彼女の手を跳ね除ける。
顔にコンプレックスを持っていた、ドンゴンはとっさに高校の同級生でクラス会長をして人気絶頂だったチュナの顔を説明し、彼女に思い込ませる・・・
しかし、幸せだった毎日に異変が起きる。
ヘジュにドナーが現われ手術により目が見えることになった。
ヘジュは大喜びだったが、なぜかドンゴンは暗く沈んでいく・・・

イメージチェンジした シン・ミナ
やがてヘジュは手術が成功して目が見えるようになった。
ドンゴンは成功のお祝いに駆けつけるが、ヘジュに『どなたですか?』と聞かれドンゴンの友人チョンソクのふりをしてしまう・・・
それから何度事実を伝えようと思い立つが、いざとなるとどうしても言い出せないドンゴンだった。
ヘジュが諦めきれないドンゴンは整形外科に行って顔を整形することにした、期間は一ヶ月掛かる。
やがて、ヘジュからドンゴンの行方を問い詰められ、ドンゴンは急な仕事でハワイに行った事にする。
しかし、或る時ヘジュは本物のチュナに出会う・・・
犯人を追いかける途中だったが、ひょんな事から出会いを果たし、チュナはヘジュに一目ぼれしてしまう。
チュナがドンゴンではないことが判ったヘジュだったが、今度はチュナの一方的な求愛攻撃を受ける。
一方、ドンゴンは彼がハワイに行っているように装う為、空港で買ったハワイの写真のはがきを毎日のように彼女のポストに届ける。
ドンゴンの整形の終了する日が来たが、彼は整形が失敗した事を知り悲嘆にくれる。
ドンゴンはチュナとへジュが親しくなっていくと勘違いし、自ら身を引く決意をしへジュに心にも無い別れの言葉を残しハワイに出掛けようとする。
ヘジュは彼の真意を摑みかね、職場にチョンソクをたずね、いつも会っていた本人がチョンソクではないことを知る。
そして、空港でドンゴンの買っていたはがきを見つけ、国内ではがきを書いていたことも知る。
そして、ついに整形のせいで空港をチェックアウトできなかった、ドンゴン本人と出会う・・・
ヘジュの顔をまともに見られないドンゴンに、彼女はビンタを食らわせ帰ろうとする。
その背後から、ドンゴンがポツリとつぶやく『へジュ! お誕生日おめでとう・・』
長く付き合った、ドンゴンにしか判らない事実だった・・・
ドンゴンはハワイに旅立ち空虚の生活を送っていた。
最初はドンゴンが彼女の恋人だとは知らなかったチュナだったが、郵便配達がヘジュの家に残していった郵便で事実を知る。
チュナは彼女の目がまた見えなくなると、うそのはがきをドンゴンに送り、自分は判れると言い出す・・・
ドンゴンは怒ってチュナの所に怒鳴り込み、ヘジュの目が見えなくなったと思い込んだまま、演奏が終わったへジュの所に現われる。
初めてすべての事を話し、ヘジュに許しを乞うドンゴンだったが・・・
果たして仲直りが出来たのか・・・
いやっ!続きの言葉を書くよりも、下の写真を見てもらった方がいいか・・・

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