「ボヘミアン・ラプソディ」(BOHEMIAN RHAPSODY)(4DX2D上映)
2018年 135分 イギリス/アメリカ(FOX)
監督:ブライアン・シンガー 製作:グレアム・キング/ ジム・ビーチ 製作総指揮:デクスター・フレッチャー /アーノン・ミルチャン/デニス・オサリヴァン/ジェーン・ローゼンタール 原案:アンソニー・マクカーテン/ピーター・モーガン 脚本:アンソニー・マクカーテン 撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル 編集:ジョン・オットマン 音楽監修:ベッキー・ベンサム エグゼクティブ音楽プロデューサー:ブライアン・メイ/ロジャー・テイラー
出演:
ラミ・マレック(フレディ・マーキュリー)/ルーシー・ボーイントン(メアリー・オースティン)/グウィリム・リー(ブライアン・メイ)/ベン・ハーディ(ロジャー・テイラー)/ジョセフ・マッゼロ(ジョン・ディーコン)/エイダン・ギレン(ジョン・リード)/アレン・リーチ(ポール・プレンター)/トム・ホランダー(ジム・ビーチ)/マイク・マイヤーズ(レイ・フォスター)/アーロン・マカスカー(ジム・ハットン)
上映館:ユナイテッドシネマ新潟SC3
採点:★★★★☆
伝説のバンド“クイーン“のフレディ・マーキュリーを描いた音楽伝記映画。この手の映画の定番として主人公の強烈上昇志向、周囲の人との軋轢、孤独、エイズによる死の予感、などひと通り描いてはいますが、そういう描写に力点が置かれているわけではなく、クイーンの楽曲を体感するのがこの映画の目的ではあります。
そういう意味では、観て楽しい映画ではありますが、心に残るか、と言えばそうではない気もします。これは音楽伝記映画の宿命みたいなもんです。人生ドラマに焦点を当てるなら一切ライブシーンをカットすれば言いでしょうけど、それじゃ観客は納得しないでしょうから。
今回4DXを久し振りに観たのですが、これは映画鑑賞としては全く無意味どころか邪魔くさいだけですね。雨のシーンで自分も濡れたい観客なんているわけないでしょ。カメラが移動するたびに椅子が揺れて気持ち悪いし、音楽に合わせてバイブレーションするのも嫌です。こういうのをテクノロジーの無駄遣いと言うのでしょう。
たぶん、この映画を観るなら爆音上映が正しい見方かもしれません。それから最近の映画の公式ページの情報の薄さ、なんとかなんないんですかねえ。こういう映画って高いお金出してパンフレット買っても写真ばかりで内容無かったりするので恐いです。
http://www.foxmovies-jp.com/bohemianrhapsody/

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