2008/11/4

対馬ルリ子 「NY報告第1回」  日記

お久しぶりです。なかなかお便りできずに失礼しました。
きょうは、ニューヨーク旅行のご報告をしたいと思います。
10月25日〜30日、ニューヨークのYoung Japanese Breast Cancer Network (BCネットワーク)という団体の「第3回乳がん早期発見促進啓蒙セミナー」でお話させてもらうために渡米してきました。この会は、代表が山本眞基子さんというかたで、ニューヨーク在住の、30代で乳がんを経験した女性たちを中心に、乳がん早期発見と治療情報の共有・相互扶助などを目的とした活動をしています。わたしの女性医療ネットワーク(http://www.cnet.gr.jp)仲間の乳腺外科医師、湘南記念病院の土井卓子先生が第1回の講師として招かれたご縁で、今回はわたしが(婦人科あるいは女性の健康全般のお話をするために)呼ばれたのです。ちなみに、第2回は聖路加国際病院の中村清吾先生だったそうです。BCネットワークの活動については http://bcnetwork.org をご参照ください。
 25日、ニューヨークに向けて旅立ったわたしたち一行は(旅行の趣旨に興味をもって同行してくれたウィメンズヘルス関係の友人5名とわたし、計6名)、ハロウィンと大統領選で活気あふれるニューヨークに着きました。
 さっそくBCネットワークの皆さんと、今回のもうひとりの講師、テキサスのMDアンダーソン病院腫瘍内科の准教授、上野直人先生と打ち合わせ。MDアンダーソン病院は全米1位のがん病院で、上野先生は乳がんの化学治療と骨髄移植が専門だそうです。
 26日は、いよいよセミナー。素晴らしい秋晴れの日曜日でした。セントラルパーク近くの美しい高級住宅街に、今回セミナー会場を提供してくださった櫻井本篤(さくらいもとあつ)大使の公邸がありました。重厚なイングランド様式の建物で、1階がセミナー会場、2階がパーティと演奏会会場、上は大使のお住まいになっているそうです。
奥様の信子様のご出席もいただき、フジテレビのアナウンサー久下香織子さんの司会でセミナーが始まりました。(今回はフジテレビのネットワークニュースでセミナーのようすを放映してくださったそうです。)聴衆はほとんど日本人ですから、わたしと上野先生の話ももちろん日本語。でも、上野先生は子どものころと合わせて22年も米国にいるので、英語のほうが話しやすいそうです。
 私は現代女性の健康問題と女性ホルモンバランスのお話、上野先生は乳がんのチーム医療とよい患者になって医師をじょうずに利用する方法について。たくさんの質問が出て、会場がもりあがったところで、2階に移動して、ピアノやバイオリンの音色をききながらランチパーティ。優雅な一時でした。
 27日月曜日には、コロンビア+コーネル大学のプレスビテリアン病院の見学。特にウィメンスヘルスセンターと小児科・産科施設を見学させてもらいました。事前に申し込んであったので、病院の歴史や現在の診療体制、特徴などに関する複数のドクターや専門家による説明があり、その後コーディネーターといっしょに3ヶ所の見学をさせてもらいました。プレスビテリアン病院は、2006年度全米トップの6位にランキングされている病院だそうで、大きく垂れ幕がかかっていましたが、それを宣伝するメンバーやインターナショナルに受診や見学や研修をサポートするメンバーがいるのが、さすがアメリカらしいと思いました。日本でもこういう制度(外来者や受診者と、医師との橋渡し役がたくさんいること)はとりいれてもいいと思います。
 午後には、今回の病院見学や現地女性医師との面談のセッティングをサポートしてくださった伊藤忠インターナショナルの方々とお会いしました。日本の商社は、今も世界を股にかけて活躍中!です。わたしは、ニューヨークなどで流行っているファッションや商品を買い付けるのが商社の仕事と思っていたら、それは違うそうで、現在ではこれぞと思ったお店やブランドは会社ごとそっくり買ってしまうそうです。かっこいいー!
 少し長くなってしまったので、ニューヨークの女性医師たちの活躍については、次のお便りにしますね。それでは、また!(対馬ルリ子
0




※投稿されたコメントは管理人の承認後反映されます。

コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ