2008/12/24

関根さおり 「臨床研究のご報告&体調メモのおすすめ」  日記

 こんにちは、「師」と名の付く者が走ると言われる師走になりましたが、師であるかどうかに関わらず皆様お忙しいのではないでしょうか?
 昨今の不況で大変、とおっしゃる方にも忘年会や飲み会続きで胃腸が、とおっしゃる方にも、あるいは平和な日常をお過ごしの方にも御無沙汰しておりました、婦人科の関根(さ)です。 お気づきかもしれませんが、11月分のお当番はついにぶっ飛ばしました、ゴメンナサイ!

 前回お話ししておりました、女性ホルモン入りのクリームを使った臨床研究は皆様のご協力を得て終了し、学会発表をすることができました。 普段のホルモン補充療法に使うお薬よりも女性ホルモンの含有量が少ないクリームなのですが、まだまだ大人数・長期間での今後の検討が必要だけれどうまく使えば更年期女性のお肌の状態改善に役立ちそうですよ、という結果が出ました。 来年は何か違う方法で皆様のご協力を得ることがあるかもしれませんので、その時にはまたお願いさせてくださいませ。

 (実際にご協力頂いた方がココをお読みになっていらっしゃいましたらご報告の追加です。現在、皆様の結果をまとめてお礼の報告書を作成しています。外来受診時にお渡しするか、あるいは郵送させて頂くかになると思いますので参考までにご覧ください。使っていたお薬を今後も継続ご希望の方がいらっしゃいましたら診察予約をお取りになってお知らせください。実費にて処方致します)

 さて今回のお話は、婦人科を賢く使うために私から皆様へおすすめする、とっておきの方法について・です。 既に外来でお会いしている方にはお話ししているのですが、今後行ってみようかなぁ、と思っている方も是非ご参考になさってください。
 と言っても話は簡単、「体調メモをつけましょう」です。 月経がある年齢の方なら基礎体温表、閉経後の方なら血圧手帳やおくすり手帳の余白を利用しましょう。 わざわざ新しいノートを買ってこなくても、机の端から落っこちそうになっている、いつもの卓上カレンダーでもよいのです(日めくりはちょっと大変なので、1ヶ月が1シートになっているものをお持ちください)。

 月経と関係した症状(月経痛・月経不順・月経前の体調不良など)がある方は是非、基礎体温も測ってみましょう。 ただし、低用量ピルやホルモン治療をされている方は必要ありません。 その分も自由記入欄にして、その日の体調や出来事、飲んだ薬などについてメモしておいてください。 体重や血圧など、他に測った数値を書くのも良いですね。
 血圧手帳、最近持っていらっしゃる方が増えました。 書きやすいし、見やすくて綺麗です。 頭痛手帳や禁煙手帳、ダイエット手帳などをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。 また、パソコンで1か月分のカレンダーをダウンロードして、ご自分がお悩みの症状についての「**手帳」としてお使いになるのも良いアイディアです。 是非、凝ってみてください。

 何を年末の忙しい時に、と言われてしまうかもしれませんが、書いてみると案外楽しいですよ。 つい、余計なことまで書いてしまいますけれど(それは私だけでしょうか?いつも長文でご迷惑かけています、ごめんなさい)。
 そしてこの手帳の良いところは「長々と話をしなくても、パッと見せれば担当医に前回受診以後の自分について分かってもらえる」点なのでした。 時間があれば眺めながら長くお話もできるし、外来が混んでいて診察机のあちら側のヒトもこちら側のヒトも疲れている時には短時間で症状の把握ができて対処法を相談するためのツールにもなります。 毎日受診するぐらいの効果がありますよ、と私は外来にお見えの方にはおすすめしています。

 気になる症状とか毎月の変化があったら、是非一度手帳をつけてみてください。 何についてでも構いません。 そして、どこかの病院を受診する機会があったら先生ハイって広げて見せてみてください。 そして機会がありましたら、是非一度私にも見せてくだされば嬉しいです。 自分と向き合うのって結構面白いですよ、つけているうちに手帳の名人になれるかもしれません。 そしたら病院に行く回数が減ったりして(笑)。
 またまた長くなりました。 忘年会シーズン、風邪ひきシーズン、そして冬休み前の追い込みシーズンでもあります。 どうぞ皆様、お身体お大事に。 また来月のブログでお会いしましょう!
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