2011/8/29

高速利権の具体例  車の運転で感じたこと

またまた、猪瀬氏が勘違い丸出しの言説を垂れ流している。
高速無料化についてだ。
馬淵氏の呆れた能天気発言、高速無料化で
民主党のおめでたい政治に国民はシラけ切っている

猪瀬直樹の 眼からウロコ だそうだ。

いつもはあきれることしかない猪瀬氏の話だが今回はとても面白い話があった。この件に関しては、猪瀬氏も知らないだろう。この話を読んだ方で猪瀬氏の知り合いがいたら是非読むように言ってやって欲しい。出来るなら直にあってどれだけ世間を欺く話なのか証明してやりたいものである。

とても面白かったくだりはこの部分だ。

(以下前記のリンク中の記事からの引用)
僕は民営化の作業のなかで旧道路公団の社宅を洗い出してみた。一戸建ての社宅が中央線沿線になぜ多いのかと調べて気づいた。中央高速の用地買収で立ち退き交渉をするために、交換用の戸建ての土地を各地に確保した。ところが用地交渉はカネで解決した人も多く、戸建ての土地が余った。余ったら売却して建設費に戻せばよいのに職員の社宅にしていたのである。

こんな記事のどこが面白いのかといぶかるだろうが、これは官僚がどうやって金を儲けるかというひとつの例を解き明かすヒントが書いてあるように思うのだ。なかなか、こういうことはない。

中央線沿線というのは上場会社を含めていくつものいわゆる新興のハウスメーカーがある。建売住宅の販売というのは注文住宅に比べると効率のよい商売だ。この商売の要はいかによい土地を仕入れるかにかかっている。東京の中央線沿線というのは、すごく高級ではないがある程度のサラリーマンや親の援助が受けられるような層に効率よくペンシルみたいな建売住宅を売りまくって儲けるにはもってこいの場所だろう。

そしてよい土地を仕入れるためにはやはりよい買い手であると評判を得ることが一番だ。だからそのような評判を得られれば大成功できるマーケットといえる。
そして現実にこの地域には、そういう起業して大成功したハウスメーカーが一杯あるのだ。

ではよい買い手であるという評価を得るためにはどうしたらいいのだろうか。
答えはひとつではないが、もし道路公団が土地を買い集め、その時の業者リストとともに、猪瀬氏の話のような事情であまったものを活用させてもらえれば、どうだろうか。最初のひところがりだけでも、充分な資金と事業を行うための人脈が出来上がるだろう。もちろんこれだけ条件が揃っても成功するためには才覚も必要だが、少なくともこのくらいの状況でなければ事業などというものは普通うまくいかない。

高速道路というものはそこからあがる利益がすべて借金返済に回る訳ではなく、例えばサービスエリアなどで上がった利益はどんなに多くても天下りの利益になる仕組みになっている。何が受益者負担なのだろうか。猪瀬氏の話の矛盾はこういうところにもある。

さて、こんなふうにして儲けた利益でハウスメーカーを作りうえのような手法で起業したらどんなことになるだろうか。

これは単なる洞察に過ぎず、想像に過ぎないが、誰かこのエリアのハウスメーカーの背景を調べて、こういう例がないか調べてみると面白いのではないかと思った。社宅を作ったのがそのハウスメーカーであれば、まさにどんぴしゃりだ。

建設省の利権天下りの親戚でダミーでとりあえず、社宅建設からはじめるために起業させてもらって、それでもうまくいかないようなら、それはよっぽどの間抜けということになる。

もしそんな例があったとしたら、この洞察は諸葛孔明なみの天才ぶりではないか。
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