2011/8/31

ルイスハミルトンはクラッシュ魔?  レーシング・レンタルカート

ルイスハミルトンのベルギーグランプリのクラッシュで間違いなく言えていることは、せっかく小林可夢偉が順調に順位をあげていたのに、それが台無しになったということだ。日本のF1観戦者からすれば、これはかなり腹立たしい

ハミルトンは今年だけでもこういったクラッシュがいくつかあるし、F1でのこれまでのイメージでは、こんな感じのクラッシュを繰り返しているという感じで、そう思っている人は少なくないように思う。

ある時、表には出ていないカート界秘蔵ビデオをみたことがあるのだが、しかしながら、そこでのハミルトンは意外な顔を見せていた。
ツインリンクもてぎ北ショートコースでの世界大会の時のことだ。
さすがに秘蔵ビデオなだけはあった。


ツインリンクもてぎ北ショートコースといえば、Mote-la(モテラ)のホームコースであり、レーシングカートの拠点のひとつだ。両車両それぞれにとってはコースの性格は違ってくるが基本的な勝負どころは同じ。もっともMote-laでは追い越しを含めたバトルは許されないし、それだけの幅もない。しかしレーシングカートにとっては絶妙だろう。

カートのレースの運営にとって欠かすことの出来ないある団体のもっている世界選手権のビデオを見て(リンクはこのビデオではありません)、レースにおいて競技長などを務める方々の意見を拝聴する機会があった。その選手権の出場選手はハミルトン、ロズベルグ、クビサ、リウッツィなどだ。そのビデオでは確認できなかったがどうやらコバライネン、カズキ(笑)、左近なども走っていたようだ。左近がこんなところで走っていたというのも、これだけでも驚きのソースかもしれないが、今回はそんな小ネタではない

ビデオが何の説明もなく、流れ始めた時は1コーナーの様子で、すぐにあれ?北ショートの映像だと分ったのだが、説明がなかったので、実はすぐにそれが勘違いだと思い込んでしまった。それほどインフィールドの速度が速く、なおかつ激烈なバトルだったのだ。一体どこのコースかなと思っていたら、ついに何度目にしているか分らないコース脇のガレージを鈴鹿のものと勘違いしてしまった。
結局全日本の若手ドライバーに北ショートであることを教えてもらって、言われてみると北ショート以外の何物でもないのが分った

よくレースで競技長を務める方がこの若手に講義をしている。ぶつけられても姿勢を乱さないコントロールが必要だと強く主張しているのだが、正直北ショートコースの3コーナーなどで、そんなことを言われても困ると思い、いわれている本人に確認すると、実際に現場ではそういうレースをしているという。

こんなことを言われてしまえば、これは驚愕せざるを得ない。
すぐに再上映されたので、じっくり見させてもらった、このレースはハミルトンが勝つのだが、その勝ちっぷりはどうだったかというと、決してF1でのハミルトンが想起させるようなものではない。また上に書いたようなことでもなく、ひたすらハミルトンというドライバーのクレバーさ、卓越したテクニックに驚かされるものだった。おそらく北ショートコースを知り尽くしているものでなければ気づかないかもしれないくらい絶妙かつ微妙なものだった。

この後、業界で計測長を長年されていて、やはりカート界の宝ともいうべき方とじっくりお話できたが、このビデオはとても興味深いものでこれがみれただけでも今日は大変な価値があったことをお伝えしながら、先程の件ぶつけてでも破綻しないドライビングのことを聞いた。すると計測長はとんでもない、そんなことはありませんし、そんなことは許しませんと、意外な答え。意外というか例にあげた3コーナーで悪意を持って押し出そうとすれば、それは間違いなく出来る。だから、それは至極あたりまえのことなのだが、先の話がでたらめかというと、ここらへんはとても難しい話になる。

間違いのないのは、ハミルトンがトップに立った後の最後のコーナーにいたるまでのラインは絶妙過ぎるという感想に対して、あれはまったく文句のいいようがない走りですというお答えをもらったこと、同時にさすがに走りの技術的な次元では詳細までは気づいておられない感じで、ハミルトンがもともと相当な次元のクレバーなドライバーで(走っている連中もこのときはF1とおなじようなもの)一体今のF1での走りはどうしたのだろうかと、いろいろ想像してしまうものであった。

同時に小林可夢偉というのが、どれだけ特異なドライバーかということも思い起こされてわくわくしてしまう。

ハミルトンがクラッシュ魔であるか否かは、簡単には判断できないことではあるが、ハミルトンといいシューマッハといい、可夢偉への特攻はいい加減にしてもらいたいものだ。
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