平成18年度第11回スルガカップ争奪静岡県サッカー選手権大会
兼 第86回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 静岡県予選
トーナメント3回戦
清水エスパルス vs 浜松大学FC at 藤枝北高校グランド
≪試合結果≫
清水エスパルス 1−0 浜松大学FC
≪得点者≫
●
岩本大 (タッキー右CK、ゴール前の混戦からこぼれ球をマサルがトーキックで押し込む)
≪スタメン≫
------竜男--マッチ----
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タッキ------------慶治
------神田--ヤス------
----------------------
小出--圭吾--佐野--渥美
----------------------
----------渉----------
≪選手交代≫
OUT ヤス ⇒ IN 駿(FW)
OUT 圭吾 ⇒ IN マサル(CB)
※竜男LSH、タッキーCHへポジションチェンジ
≪警告≫
小泉慶治(遅延行為)
≪後記≫
悪天候の中、スルガカップの3回戦が藤枝北高グランドで行なわれた。少し早めに着くと、静大が試合をしていたのでしばらく見学。早坂とかも出場していて静大が大差で勝った様子だった。スルガカップは今日も含め全て土のグランド。しかも初戦と同じく雨でグランドはグチャグチャだ。ボールは止まっちゃうし、足を取られる。かなりやりにくそうだ。
しばらくすると試合が始まった。メンバーを見る限り今日も本気モード。
試合はパワーサッカーをする浜大FCにやや押され気味だったが、グランドに徐々に慣れてくると互角に戦っていた。ただし清水はシュートまでなかなか辿り着けない厳しい立ち上がりだった。
この日、圭吾は体を張って頑張っていた。泥だらけになりながらも必死に相手をチェックしてチャンスの芽を摘んでいた。前半は両チームとも決め手を欠き0−0で終了。
後半になるとヤスを下げて、エース長沢駿を入れて得点を狙いに行く。駿が入ったことで徐々に前でタメが作れるようになってくる。すると圭吾が相手に倒され負傷してしまう。急遽、マサルが出ることになる。ほとんどアップしてなかったように思えたが・・・。マサルが投入された直後、CKのチャンスを得る。キッカーはタッキーこと滝戸諒。タッキーの蹴ったボールはゴール正面に飛んでいった。
すると交代したばかりのマサルが混戦の中、詰めてトーキックで決めて遂に先制する。マサルはこの日のファーストタッチがゴールだった。
ゴールを決めるとみんなから祝福され、泥のグランドに倒されキレイだったユニフォームが一瞬にして泥だらけになってしまったw。
ここから完全にエスパルスペースになる。更にゴールを狙おうと駿が盛んに仕掛けていた。DFを抜き去りGKをも交わしてシュートを打ち、ゴールが決まったかと思ったがボールは泥で急停止し、DFにカットされる場面もあった。
もう一人のFWマッチも積極的にドリブルや竜男とのワンツーなどで多彩に仕掛け、GKと1対1になる場面もあったが、GKのファインセーブにあい得点することが出来なかった。
試合終了間際、浜大FCは超パワープレーでゴールを狙いにくる。危ない場面も多々あったがなんとか集中して守り抜き1−0で勝ち、見事準決勝に駒を進めた。
試合後サポーターエリアに挨拶に来るイレブン。顔もユニも泥だらけだけど、みんな集中を切らさないで良く頑張った。カッコイイぜ!!
俺たちはゴールを決めたマサルにコールをすると、マサルは丁寧に深々と頭を下げた。今日のヒーローだね。マサル!やっとケガから回復したマサル。今後の活躍に期待してるよ。頑張れマサル!!
次回はクラセン東海決勝戦と同じ日に開催されるので、どんなメンバーで臨むかわからないけど、ここまで来たらスルガカップ優勝しちゃおうぜ!!
頑張れ!泥だらけのHERO!
俺達の誇り、SUPER ORANGE BOYS!!