清水S-PULSE 1-1 JUBILO磐田
得点者:
26分 西紀寛(磐田)
66分 兵働昭弘(清水)
試合開始前90分、選手を乗せたバスが到着する。その選手を出迎え、励ます為に実にたくさんのサポーターが集まった。

幕と人で埋め尽くされた階段の踊り場。

奥の階段もやってくる選手を励まそうと集まる。

近くの通路もすし詰め。
間もなく選手バスがやってくるという事でマーチ開始。大音響のマーチがピッチに向けてではなく、スタジアムの外で鳴り響く。
そして選手バス到着。
タイミングよく続いて磐田のバス到着。今度は大音量のブーイングでお出迎え。それが終わったら外に貼られていた横断幕を
こちらと一緒に片付けて今度はメインスタンドへ掲出。その作業中に試合前の応援が始まる。
今回は新旧JAL旗、La12などビッグフラッグがゴール裏、メインスタンド、バックスタンドを使ってフルに出された。
そして試合開始。前半は俊秀・和道・西部が交錯するという唯一のミスから失点に繋がってしまった。後半、開始前からREVIVEを歌い、流れを変えるべく応援もスタートする。明らかに運動量の落ちた磐田に対して、イチのアーリークロスがマルキーニョスへ渡ってシュート、これを一度は防がれるがこぼれたところを兵働が豪快にゴール上にシュートを決めて同点。終盤には決定的なピンチがあったが、これを西部のファインセーブで守りきって静岡ダービー2度目のドローとなった。

ダービーという事を考えれば絶対に勝たなくてはいけなかった。しかし、1-4・0-5と大敗が続いた後、現在J1残留争いをしているという状況を考えると勝ち点を「1」でも得た事は無駄じゃないはず。何より、あとたったの6試合で全てが決まる。ここで後ろ向きに物事を考える暇はないと思っている。今日はユースから今年昇格した枝村君が初スタメンとなったけど積極的にプレーしてチャンスを作っていた。こうやって頼もしい若手が出てきているだけに今は何としても残留がまず先決である。
相手からショボイ煽り横断幕とショボイ煽りチャントを受けたけど、相手にする必要は今は無い。今年の屈辱は生き残った来年以降やってやればいいんだから。

残留ゲーフラ
自分以外にもうこのゲーフラを出してくる人がいた。残り6試合、選手もサポーターも今日みたいな気持ちをもって闘えば絶対にいい結果が出る。今日の応援、選手バスの出待ちや後半の応援は本当に凄かったと思う。特にメインスタンドの方、バックスタンドの方、全てが一体となったゴールコールには鳥肌が立った。相変わらずある特定の選手ばかり非難する連中は変わってなくてもう哀れさすら感じたけど、そんなごく少数の癌を打ち消すぐらいの応援だったと思う。
でも本当に大事なのはこれから。今日みたいな応援が出来た川崎戦、新潟戦の次の試合は気の抜けたような試合になってしまっている前科がある。まずサポーターが今日のような危機感を持ち継続する事が必要だと思う。

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